1963-06-06 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第20号
たとえば北海道でいいますと、北海電力と電発の関係はもちろんあるでしょうが、産炭地における火力開発という面になると、北電が一応計画しますけれども、電発の関係というものは総合的に一体計画が組まれておるのかどうかということが、非常に懸念される面があると思います。電発としては、北海道からさらによそに移るのはたいへんですから、次々に水系開発をする。ところが、北海道の水系開発は非常に高くつく。
たとえば北海道でいいますと、北海電力と電発の関係はもちろんあるでしょうが、産炭地における火力開発という面になると、北電が一応計画しますけれども、電発の関係というものは総合的に一体計画が組まれておるのかどうかということが、非常に懸念される面があると思います。電発としては、北海道からさらによそに移るのはたいへんですから、次々に水系開発をする。ところが、北海道の水系開発は非常に高くつく。
しかし北海道においては、北海電力は、これを受益者負担だといって十万円かかるところを、五万円から六万円も取っておるところがあります。それが北陸さん、あるいは東北さんでも、受益者負担だといって、相当受益者に対して、金額を出してもらって電柱を建てたり電線を引き延ばして、そうしてやっておられるそうですからね。どらも松根さんの御意見はちょっと逆にとれるんですが、これはどうなんですか。